jp.ne.ytp.util
クラス CsvTokenizer

java.lang.Object
  |
  +--jp.ne.ytp.util.CsvTokenizer

public class CsvTokenizer

extends Object

文字列を、カンマや指定された区切り文字で1項目ずつのStringに分解します。
java.util.StringTokenizerクラスとの大きな違いは、区切り文字のみが続いても、 切り出す文字列を空文字("")として返すことです。
また、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は、その中に区切り文字を含んでいても、 一つのトークンとみなします。
【例】: 『abc,,"efg,hi",jk』は、「abc」「空文字」「efg,hi」「jk」の4つのトークンとして返します。

バージョン:

$Id: CsvTokenizer.java,v 1.1.1.1 2003/02/14 15:56:10 YT0050 Exp $

作成者:

YTP

フィールドの概要

static char

COMMA カンマです。

コンストラクタの概要

CsvTokenizer()
空文字列("")を持つインスタンスを生成します。

CsvTokenizer(String sTokens)
カンマを区切り文字とする、sTokens分解のためのインスタンスを生成します。

CsvTokenizer(String sTokens, char cDelimit)
cDelimitで指定された文字を区切り文字とする、 sTokens分解のためのインスタンスを生成します。

メソッドの概要

char	getDelimiter() 区切り文字を返します。
String	getTokens() 分解対象文字列を返します。
boolean	hasMoreTokens() トークナイザの文字列で利用できるトークンがまだあるかどうか判定します。
String	nextToken() 次のトークンを返します。
void	reset() トークン取得用のインデックスを0に戻します。
void	setTokens(String sTokens) 分解する対象としてsTokensを設定します。
void	setTokens(String sTokens, char cDelimit) 分解する対象としてsTokensを、区切り文字としてcDelimitをそれぞれ設定します。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

フィールドの詳細

COMMA

public static final char COMMA

カンマです。

関連項目:

定数フィールド値

コンストラクタの詳細

CsvTokenizer

public CsvTokenizer()

空文字列("")を持つインスタンスを生成します。区切り文字はカンマとなります。

CsvTokenizer

public CsvTokenizer(String sTokens)

カンマを区切り文字とする、sTokens分解のためのインスタンスを生成します。

パラメータ:

sTokens - 分解対象の文字列

CsvTokenizer

public CsvTokenizer(String sTokens,
                    char cDelimit)

cDelimitで指定された文字を区切り文字とする、 sTokens分解のためのインスタンスを生成します。

パラメータ:

sTokens - 分解対象の文字列

cDelimit - 区切り文字

メソッドの詳細

setTokens

public void setTokens(String sTokens)

分解する対象としてsTokensを設定します。区切り文字はカンマとなります。

パラメータ:

sTokens - 分解対象の文字列

setTokens

public void setTokens(String sTokens,
                      char cDelimit)

分解する対象としてsTokensを、区切り文字としてcDelimitをそれぞれ設定します。

パラメータ:

sTokens - 分解対象の文字列

cDelimit - 区切り文字

getTokens

public String getTokens()

分解対象文字列を返します。

戻り値:

分解対象文字列

getDelimiter

public char getDelimiter()

区切り文字を返します。

戻り値:

区切り文字

hasMoreTokens

public boolean hasMoreTokens()

トークナイザの文字列で利用できるトークンがまだあるかどうか判定します。 このメソッドがtrueを返す場合、nextToken()の呼出は適切にトークンを返します。

戻り値:

boolean true:次のトークンが存在する false:これ以上トークンが存在しない

nextToken

public String nextToken()
                 throws NoSuchElementException

次のトークンを返します。

戻り値:

String トークン文字列

例外:

NoSuchElementException - トークンが残っていない場合

reset

public void reset()

トークン取得用のインデックスを0に戻します。
hasMoreTokens()メソッドでfalseが返された後で当メソッドを呼び出すと、 分解された最初のトークンから再び取得可能になります。