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金額クラス#

商品単価クラスが持っている金額クラスを考えてみます。日本の通貨である円を前提にするならばクラスにするまでもなく、intなどの整数属性として持てばいいように思えます。
しかし金額クラスとして定義しておけば次のような振る舞いを持たせることが可能になります。
  • 消費税金額を返す
  • カンマと通貨記号で編集した文字列を返す
日本において消費税計算は特に重要で、計算の基となる情報として「消費税区分(内税/外税/税額)」が必要になります。「税額」という区分値は、その金額が消費税自体を表す時に使います。また消費税率も必要ですが、これは全オブジェクトで共通なのでクラス変数として定義します。
これらを反映したのが次のクラス図です。
amount_class.png

日付クラス#

日付クラスは何かが実行された年月日を持っているクラスです。
日付クラスはとても汎用的に設計する必要があります。例えば、区切り文字で日付を編集した文字列を返すメソッドを実装するにしても、スラッシュ(/)で区切るメソッドやハイフン(-)で区切るメソッドなどいくつか必要になります。また、
  • 翌日の日付を返す
  • 翌月の日付を返す
  • 翌年の日付を返す
なども持っていると使う側が便利です。
特に会計システムなどでサイト計算が必要な場合は、
  • xx日後の日付を返す
というメソッドも持ちます。
日本でのみ使われる前提のシステムの場合はロケールを意識しなくて済みますが、グローバルシステムの場合はシステムが稼働しているロケールも意識して日付編集を行う必要が出て来ます。
上記クラス図で解るように日付クラスは色々なクラスから利用されるため、色々な可能性を考えて設計する必要があります。

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添付ファイル一覧

Kind Attachment Name Size Version Date Modified Author Change note
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date.png 3.9 kB 2 20-8-2011 18:12 ytp
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numeric.png 29.0 kB 8 31-12-2011 20:01 ytp
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numeric2.png 7.2 kB 3 31-12-2011 20:04 ytp
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volume.png 2.2 kB 1 18-8-2011 00:51 ytp
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