Eclipse上のJPA Toolsを使ってエンティティクラスを自動生成する#

エンティティクラス生成用プロジェクトの作成#

Mavenプロジェクトの新規作成#

1. File → New → Project をクリックする。
2. Maven → Maven Project を選択する。

1. Nextボタンを押す。

1. Create a simple project(skip archetype selection)をチェックする。
2. Nextボタンを押す。

1. "Group Id"、"Artifact Id"、"Name"、"Description"にそれぞれ好きに記入する。(Artifact Idがプロジェクト名になる)
2. Finishボタンを押す。

JPAプロジェクトの適用#

1. 今作成したプロジェクトをProject Explorerで選択する。
2. Project → Properties → Project Facets を選択する。

1. Convert to faceted from...をクリックする。

1. Project Facetの枠の中のJPAをチェックする。
2. Further configuration available...をクリックする。

1. Connectionにて自分が作成した接続先を選択する。
2. Discover annotated classes automatically をチェックする。(生成後のアノテーションエラーを回避するため)
3. OKボタンを押す。
4. 戻った画面でApplyボタンを押す。
5. 同じ画面でOKボタンを押す。

1. ProjectのPropertyを開く。
2. Java Compilerを選択する。
3. Use compiler from execution environment・・・のチェックを外す。
4. Compiler compliance levelを1.8に変更する。
5. OKボタンを押す。
6. もしもBuildを要求されたらYesボタンを押す。

1. ProjectのPropertyを開く。
2. JPA → Errors/Warningsを選択する。
3. Enable project specific settingsをチェックする。
4. Database → Table を開く。
5. Catalog cannot be resolved for tableを"Ignore"に変更する。
   ※@Tableアノテーションのcatalog属性の値はクラス生成時のデータベース名が設定されますが、実稼働時は使用されません。 にもかかわらずそのCatalog名が存在しないというエラーがEclipse上に常に表示されてしまうのでそれの防止策です。

JPA-APIライブラリをMavenで取得する#

1. 作成したプロジェクトのpom.xmlファイルを開く(ダブルクリック)。
2. DependenciesタブのAddボタンを押す。

1. pom.xmlタブをクリックする。
2. dependenciesタブの中に以下を追記し、pom.xmlファイルを保存する(CTRL+S)。

<dependency>
    <groupId>org.hibernate.javax.persistence</groupId>
    <artifactId>hibernate-jpa-2.1-api</artifactId>
    <scope>provided</scope>
    <version>1.0.0.Final</version>
</dependency>

1. Project ExplorerのMaven Dependenciesにjarファイルが表示されればOK。

※上記はJPA2.1のものです。今後新しいバージョンが必要になったら読み替えて下さい。

JPA Toolsをクリックする#

1. Project Explorerでプロジェクトを選択する。
2. 右ボタンメニューで JPA Tools → Generate Entities from Tablesをクリックする。

エンティティクラスを自動生成する#

1. Packageに好きなパッケージ名を記入する。
2. Use Console Configurationのチェックを外す。
3. Hibernate Versionを4.3に換える。
4. Database Connectionを自分が設定したものに変更する。
5. Finishボタンを押す。

New → JPA Entities from Tables による自動生成#

1. 赤い下線を引いたアイコン(Connect)を押してRDBに接続する。

1. Schemaを指定する
2. Tablesの一覧に表示されたテーブルの中で生成したいテーブルにチェックする。
3. Nextボタンを押す。

1. リレーションの図をクリックする。

1. 表示されたリレーションが正しいことを確認する。
2. Propertyの値をデフォルト値から変更したい場合は変更する。
3. Nextボタンを押す。

1. Entity access、Associations fetch、Collection properties typeを設定する。
2. Source FolderとPackageを設定する。
3. Nextボタンを押す。

1. Finishボタンを押す。
2. これでソースが生成される。

ただしソース中に記述されているアノテーションがJPA Toolsによるものと微妙に異なっているのでそれぞれよく見て利用して下さい。